何が厄介か?
製造業において最も厄介なことは製品情報をどのように移行するか?
ベンダーはよく「マスタ情報は移行できますが、トランザクション情報は厳しいです」と言いますが、製造業の品目マスタ、構成マスタはとんでもなく厄介です。
移行ツールを作成して・・・なんて簡単に言いますが移行する元が異次元のレガシーシステムですから容易ではありません。確かにお金をかければ不可能ではないのでしょうが超大手企業でない限りそんな予算は皆無です。
ではどうするか?
やはり異次元のシステム管理内にある情報を現代のシステム管理内に置き換えるので【膨大な人的作業】はどうしても必要となります。
それともうひとつ! ここまでの運用に間違いはなかった! 正しかった! とするレガシー風土です。これから脱却しないと何も進展しません。
ひっとしたらこれが一番厄介かもしれません。
『レガシーシステムをクラウドシステムに入れ替えるのはとても厄介です・・・』
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